ワサビスタン航空宇宙産業(WAI)

ワサビスタンの宇宙開発を一手に担う、ワサビスタン航空宇宙産業 (Wasabistan Aerospace Industries, Inc. / WAI)は、旧ソ連の航空宇宙産業を引き継ぐ国営企業です。ソ連時代は秘密都市とされた北部シャフリヤ・バンデル市(Shahriya Bandel/旧名:コロリョフグラード)に拠点を構えるWAI社はロケットの製造・打ち上げならびに衛星製造・運用、またロケット燃料の製造もおこなっています。

ロケット燃料は、化石燃料ベースではなく、人糞を回収・精製することで生産されたバイオメタンを原料としており、独自の回収ネットワークならびに高度な精製技術により世界に珍しいエコシステムを構築しています。

また、衛星技術を活用した各種サービスを展開しています。

農業においては、衛星による農場監視ならびに気象予測と組み合わせた、農業向け最適散水・施肥アドバイザリーサービスを提供しており、これはワサビスタン農業の競争力向上に役立っています。

また、衛星によるリアルタイム監視により「幸せの黄色いハンカチ」が掲げられたことを検出、国民登録データベースならびに警察のもつ探し人データベースを照合し、待ち人に位置情報と黄色いハンカチの写真をメールで送信するサービスを提供。長い時間をかけて探し当てたときの感動を台無しにするサービスを提供しています。

富裕層の子女に好評なのが「かくれんぼ無双システム」。これは位置情報とリアルタイム監視技術を用いて、隠れている子供を特定し位置をタブレットやスマートウォッチに送信するシステムです。これによりかくれんぼや鬼ごっこで無双することで、周囲から総すかんを食う富裕層の児童が急増しています。

また、北朝鮮よろしく、ワサビスタン国歌を全世界に向けて配信するサービスも提供しています。衛星から24時間365日ワサビスタン国歌ビデオが配信されていますが、Netflixやアマプラ、U-NEXTなど様々な動画配信サービスがある中で、国歌だけ配信するサービスにどれほど価値があるのか疑問を呈する声は、大統領によってかき消されサービスの提供は続いています。

このように先進的な技術をもって世界をリードするワサビスタンの宇宙技術。その中核にいるのが「ワサビスタン航空宇宙産業」社です。本CMでは、同社の企業紹介をおこなっており、ムラット・ワサビダーゼCEOが青年時代の夢と今の姿を重ね合わせ、航空宇宙事業の魅力を若者に訴える内容となっています。

追記)

なお、ソ連崩壊によりロシア人技術者がワサビスタンを離れたあと、ワサビスタン人の若者たちにより先進的な技術開発態勢を構築できた背後には、ドイツ政府の支援ならびにドイツ人技師フンバルト・ベンデル氏(Dipl.-Ing. Humbaldt Bändel)の献身がありました。このため、ワサビスタン政府は2015年に彼の名を取りこの宇宙都市の名前をシャフリヤ・バンデルと名付けました。現在では米国のNASA、日本のJAXA、欧州宇宙機関(ESA)とも技術交流をおこなっており、国際宇宙ステーションにも参加しています。

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