ワサビスタンにおける自動車産業
ワサビスタンは旧ソ連時代はロシアや東欧から車を輸入しており、自国の自動車産業が育っていませんでした。現在でもジグリ、ヴォルガ、チャイカなどのソ連車やトラバントなどの輸入車…骨董級の車が街を走っています。しかしながらソ連崩壊後、輸入代替を政策に掲げたワサビスタン政府は、外資との合弁により国営自動車産業DAS社 (Довлатну Автомобилну Санайи Шаркаты)を設立、国産車両がつくられ始めました。
(大衆車として人気の「サカナダーゼ (Саканадаазе)」)
この車は国内だけでなく海外にも輸出されています。但し、兵器においては輸出用にオリジナルよりも性能を落としたモデル(モンキーモデル)を採用するのと同様、ワサビスタン国産車も輸出版ではエンジンを抜いて輸出しています。これにより、車押し人夫により押す、あるいはロバにひかせるなどしなければ進まないモデルとなっています。
海外で人気の高い小型車「サカナヤネン(Саканаянен)」
このような制約はありつつも、ワサビスタンの自動車産業は堅調に発展を続けており、市民が購入する車は殆どがDAS社のものとなっています。
(日本をはじめアジアで人気のモデル「コイニコイシテ(Койникойште)」)
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