ワサビスタンにおける議会制民主主義

 議会制民主主義国家であるワサビスタンでは、日本や米国同様、二院制が敷かれています。上院、或いは参議院にあたる議会は「ワサビスタン大国民議会(Мажлисия Миллатыя Деккаия Васабистан/マジュリスィヤ・ミッラトゥィヤ・デッカイヤ・ワサビスタン)」と呼ばれており、下院は「市民評議会(Шурая Халки/シューラーヤ・ハルキー)」と呼ばれています。

市民評議会は国を45の選挙区に分け市民の投票により議員を選出します。一方、大国民議会は議員選出委員会の決定により選ばれ、市民に投票権はありません。この議員選出委員会は意思を持った人形から構成されており、国益と国民の利益を考え議員を選出します。


全ての法案はまず市民評議会で決議され、その後大国民議会の承認にあげられます。大国民議会が否決した場合、法案は差し戻しとなりますが、再度市民評議会から認められない法案が出てきた時は、じゃんけんで決められることとなります。大国民議会議員が議長とじゃんけんをして、最後に勝ち残った議員が独断で意思決定できる、というシステムです。このようにワサビスタンでは「数の暴力」に頼らない、公明正大な議会制民主主義を構築しているのです。

(写真:真剣なじゃんけん)

(写真:市民評議会の選挙活動)





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