ワサビスタンにおけるスマートシティ(1)
ワサビスタンの首都、ワサービングラードではスマートシティの社会実装が進められています。市政府ぐるみで進められるこのスマートシティ計画では、地蔵がインターフェースの役割を果たしています。市内ではブロックおきにスマート地蔵が配置されていますが、地蔵に近づくとスマホと通信を行ない、様々な提案をします。
例えば目的地を地図アプリで設定すると街角の地蔵が「次の角で右に曲がれ」などと道案内をしてくれたり、前回トイレに行った時間をもとに次の最寄りトイレを提案してくれたり、会いたくない人をプリセットしておくとその人が近づいたときに回避ルートを提案してくれたりします。国民登録番号がスマホに紐ついているワサビスタンならではのサービスといえます。
こうしたアプリとリアルが連動した仕組みにより、ワサビスタンでは快適な(痒いところに手が届く、或いは痒くないところに勝手に手が届く)都市生活を送ることができるのです。
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