ワサビスタンにおける文章生成AIの利用
米国や日本など現在世界ではChat GPTが流行し活用が進んでいますが、ワサビスタン国内からのアクセスは2023年5月現在禁止されています。そのかわり、ワサビスタン国産の生成系AI “Cat GPT” が市民権を得ています。
Cat GPT (Gradually Pre-trained Translator)とは、ワサビスタン企業オッペナーイ社(OppenAI)の開発したもので、米PIT出身の気鋭のAI研究者ドミトリー・ワサビエフ、ユーリー・ワサビンコ、イスマイル・ベッチョリの手によるものです。
このAIエンジンはアプリ上で使うことができますが、最大の特徴はどのような質問にもネコ語で返答を返してくれるところです。オッペナーイ社では数百匹の猫を飼っており、同社の猫をトレーニングした結果、自然言語での質問に対し適切な回答をネコ語で返してくれます。現在のバージョンGPT6では更にこの精度が上がったと同社は主張しています。但し、ネコ語から人間の言葉に翻訳することはできないため、この検証には高いハードルがあることも否めません。自然言語はどの言葉でもOKであり、英語で質問するとmeowと、ロシア語で質問するとмяуと、ワサビ語で質問するとмьааоと、それぞれ返答します。オッペナーイ社によると自然言語を同社所属の猫は理解しており、適切な返答をネコ語で返しているとのことで、証拠として «Тама, купумону ари»(タマ、ご飯だよ)と飼育員がエサを差し出すと嬉しそうに飛び寄ってくる映像が公開されています。
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