スマートシティ(2) AI搭載自販機
ワサビスタンにおけるスマートシティのインターフェースとしてもうひとつ活躍しているのが自動販売機です。周辺国に比べ比較的治安の良いワサビスタンでは飲料自販機が普及しており街角で見かけますが、これにAIを搭載する動きが活発化しています。
こうしたスマート自販機にはカメラが搭載しれており、目の前に人が立ったことを認識すると、写真から属性(性別・年齢)を推定し、適切な「ボケ」をかまします。これに目の前の人が「つめた〜い」反応をした場合は冷たい飲料が、逆に「あたたか〜い」対応をした場合はホットの飲料が自動的に出てきます。スマホと自販機は自動的に通信を行い、国民登録番号との紐付けを用いて口座から飲料代は引き落とされる仕組みになっています。このため、不用意に自販機の前に立つと買いたくもない飲み物を買わされる恐れがあります。
(イメージ画像:実際の自販機はワサビ語表記)
ただ、このサービスの普及により特に夏場は自販機の前で殺伐とした会話が交わされることになり、国民からは街の雰囲気が悪くなる、という批判的な意見も出ています。
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