ワサビスタンの伝統芸能 ヘニョヘニョダンス

 

ワサビスタン西部、モジャモジャの丘 (Окач «Можа Можа») には紀元前300年頃に描かれたと推定される壁画が残っています(上写真)。当時の衣装をまとい踊りを踊る男性を描いたものです。「ヘニョヘニョダンス (Удури «Хенйо Хенйо»)」として今も伝わるこの踊りは、豊作を祝う秋祭りの際に踊られたとされています。
この踊りは、壁画にある通り両手をすこし曲げて広げて、「ヘーニョ ヘーニョ ヘニョ ヘニョ ヘーニョ」と小声で呟きながら腰をゆっくり回して後ろにさがる動作を特徴としており、ソ連時代には当局の禁止により廃れたものの、近年では観光客向けのショーで見ることができます。

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